みなさん、バリアフリーとは何か、ご存じですか?住宅などを建築するときに、よく耳にする言葉ですし、日本でその概念が生まれてから、かなり経ちますので、知っている人も多いと思います。
私たちが聞くことの多い「バリアフリー」とは、もともとは建築用語で「バリア(障壁)」を「フリー(取りのぞく)」という意味があり、つまりは障壁をなくした生活しやすい環境と言う意味がありますが、近年では、建物内にある段差などの物理的な障壁の除去と言う意味合いだけでなく、より広い意味で用いられるようになってきました。
つまり、私たちが生活しているエリアや周辺には、道路や建築物の入り口の段差など、物理的なバリアだけでなく、高齢者や障害者などが社会参加することを困難にしている環境のバリアが存在します。社会的、制度的、心理的なバリアがあることも否定できません。このようなもの全てを取り払い、完全に「バリアフリー」にすることは、決して高齢者や障害者だけのためのものではなく、私たち全ての人にとって、日常の生活にある全ての障壁をなくすことを意味します。
よく「7つのバリアがある」と言われることがありますが、それは、「住まい」「こころ」「街」「もの」「情報」「社会」「交通」が代表的な7つです。普通の健常者も、高齢者や障害者も、同じように安全で安心な生活が送れるような環境は、どんな人にとっても、おそらく住みよい場所になるのではないでしょうか。
皆さんもいま、あらためてバリアフリーの大切さを考えてみませんか。